ウッドデッキも可能?ベランダをおしゃれで便利にリフォームしよう
ベランダリフォームでアウターリビングに
「リビングをもう少し広く開放的にしたい」、「ベランダをくつろげる場所にしたい」・・・そんな希望があるなら、ベランダリフォームの際に、おしゃれなアウターリビング風にするのはいかがでしょう?
マンションと違い、戸建住宅の場合、自由度の高いベランダリフォームができます。特に、敷地が限られた狭小住宅のベランダは外に向けて開かれた貴重なスペースです。おしゃれで便利なベランダづくりを考えてみませんか?
ウッドデッキでおしゃれなベランダづくり
ウッドデッキの高さを室内の床面と合わせて作れば、外につながるイメージになり、室内側にも開放感が生まれますし、洗濯物の出し入れなど家事をするのにも便利です。また、ウッドデッキなら、裸足のままベランダに出られるので、お子さんを遊ばせるのにもいいですね。
さらに、ベランダの手すりを背の高い格子状のものにすれば、風と光を通しながらもプライバシーを確保でき、アウターリビングができあがります。
ベランダでのウッドデッキづくりの注意点
まず、ベランダには雨水を流すための排水溝があります。この部分をふさがないようにウッドデッキを設置しましょう。
また、ウッドデッキの材料には、大きく分けて天然木と人工(樹脂)木がありますが、天然木で作った場合は塗装メンテナンスが必要になります。天然木は肌触りがよく高級感がありますが、雨風や日光が当たるベランダに設置する場合、腐食や劣化を防ぐために年に1回の塗装が欠かせません。一方、人工木は、天然木の粉と樹脂を混ぜて成型したもので、風合いも天然木に近く、ほぼメンテナンスフリーです。
さらに、注意したいのがベランダ本体のメンテナンス時です。材質によって時期が異なりますが、ベランダ本体には塗装や防水加工などの定期的なメンテナンスが必要です。その場合、ウッドデッキを取り外すことになりますが、一体型に作ったデッキは非常に重くなってしまいます。そのため、ベランダ用のウッドデッキは取り外ししやすいよう何枚かに分割して作るのがおすすめです。
ベランダを広く多目的に使おう
そんな場合におすすめしたいのが、折りたたみ式や収納式の物干し用のパーツです。最近は、竿受けや物干し棚など、さまざまなタイプのものが販売されています。こうしたものを取り入れれば、必要ないときは収納したり、たたんだりできるので、ベランダのスペースを広く多目的に使えます。
ベランダを効率よく使えれば、ライフスタイルの幅も広がります。ベランダリフォームの際は以上を参考に、おしゃれで使い勝手のよいベランダにしてくださいね。
記事についてお気軽に
お問い合わせください。
閲覧履歴からあなたにおすすめの記事です。
-
グランピングに欠かせない「ドームテント」のルーツ
近年、アウトドアの定番として急速に普及しているグランピング。テントや食材の準備をする手間がなく、快適でちょっぴり豪華なキャンプ体験ができるエンターテインメントです。実際に行ったことがなくても、ネットやテレビのニュースなど…
-
1000年以上長持ちする屋根建材としての「チタン」
原子番号22 Ti(Titanium)、通称「チタン」。 みなさんは、チタンという素材にどのようなイメージをもっていますか? チタンは実用金属の元素のなかで、鉄、アルミニウム、マグネシウムに次いで4番目に多い鉱物資源です…
-
過酷な自然との闘い〜北海道の屋根の歴史と進化〜
地域によっては冬と夏の気温差が60度にも達し、冬は一日に1メートルも雪が積もる過酷な気象の北海道で、断熱性や気密性を確保するための建材の役割は極めて重要です。 明治時代に開拓使が入植して以降、道外とは異なった進化を遂げて…