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【シリーズ特集】編集部N、家を買う!⑦(完成編)

ライフスタイル

ROOFstyle編集担当の体験談をベースに、家を建てる上で知っておくと良いポイントをご紹介する、シリーズ特集「編集部N、家を買う!」。今回は完成した家についての気づきや、3年後の今だからこそわかる「やっておいて良かった!」や「こうしておけば良かった……」ポイントをご紹介していきます。

前回までの記事「【シリーズ特集】編集部N、家を買う!⑥(施工編)
 

不安だった照明や壁紙もイメージ通りにフィット

– 完成した家はいかがでしたか?
でき上がった建物を改めてみたら、ちょっと感動しました。特に家の中を見たときはヤバかったです(笑)。仕上がりに関しては大満足でした。というか、素人なので普通にでき上がっていればよくできているように見えますよね。施工中もたまに見に行っていたので、行き違いなどもなかったです。唯一、照明や壁紙がイメージしにくくて、完成前は不安でした。照明は予算の都合上、自分たちで購入したんですけど、畳数と色合いを確認したくらいで、実際の部屋で点けてみないとどれくらい明るいかわからないじゃないですか。明るさが足りず、暗くなるのが嫌だったので、畳数より少し大きめの照明を購入しておいて良かったと思います。明るくて困ることはあまりないですし、光量はリモコンで調整できますから。デザイン性のある照明を選んだ部屋もあるんですが、そこはちょっと暗くなってしまいました。ただ、その部屋はもともと雰囲気重視で照明を選んだので納得しています。皆さんも照明を選ぶ際は、デザイン性も重要ですが、自分たちの求めている明るさなのかをしっかりと確認した方がいいと思います。明るくしたい部屋なのに暗かったら最悪ですから…。廊下や階段には、人感センサーのライトを付けたのですが、住み始めてすぐに良さが実感できました。スイッチを押してライトを点けるのって案外手間なんですよね。スイッチを押さなくていいだけなんですが、実際はかなり楽なので、人感センサーのライトはめちゃくちゃおすすめです。ちなみに私の家では、玄関、トイレ、廊下が人感センサーになっています。
 
– 壁紙はいかがでしたか?
壁紙は白系をメインに配置したんですが、違和感のある部屋はありませんでした。キッチンと書斎は少し柄が入ったものを選んだんですが、ちょっとオシャレな雰囲気になっていてイメージしていたよりいい感じでした。気になった点を強いて言うなら、リビングなど子どもの遊ぶことの多い部屋は凹凸が少ない壁紙にしておけばよかったなと思いました。理由は壁紙に凹凸があると、子どもが落書きしたときなどに、クレヨンやインクが溝に入り込んでしまって、落とすのが大変です。というか、実際に落書きされてしまって消せなくなってしまいました(笑)。これから家を建てる方は、子どもが遊ぶリビングや子ども部屋は、汚れを落としやすい壁紙や絵が書ける壁紙などを選ぶのもありだと思います。
 
壁紙はインテリアスタイルに合わせる
壁紙は好きなインテリアのスタイルや、すでに持っている家具のデザインなどに合わせると選びやすいと言われています。ベーシックなスタイルの場合はホワイト系、ナチュラル系の場合はベージュ系、モダンやシックなスタイルの場合はグレー系の壁紙がおすすめです。また、床材も合わせるとより、統一感が出ます。

 


予算があれば追加した方が良かったこと

– 追加すれば良かった設備やオプションなどはありましたか?
蓄電池を付けたかったです。うちはオール電化ということもあり、もし台風などで地域が停電したら、生活するのが厳しくなると思ったからです。でも、蓄電池があれば、停電時も自家発電ができるため、停電しても問題なく生活できますよね。当時は値段が高かったので断念しましたが、もし安くなっているなら今からでも検討したいと思っています。
 

– 設計編2でお話していた、カードキーはいかがでしたか?
そうですね、玄関の鍵を手動の鍵とカードキー、リモコンキーの中で検討して、カードキーにしたんですが、実際に生活し始めるとリモコンキーにしておけば良かったと思うシーンがありますね。リモコンキーだとキーレスでドアを開けられるので、買い物から帰ってきたときとか、両手が塞がってしまっているときは、いちいちカードを取り出す必要がなく楽だと思うんですよね。子どもを抱っこしているときや、急いでドアを開けなければいけないときも、スムーズだろうなと思います。今、考えると少し高くても便利になる方を選択するのは「あり」だと思うので、実際に生活をしたことをリアルに想像すると後悔のない選択ができるかもしれません。
 

– 機能を求めるとキリがないですよね。
予算内で選んだので納得していますが、もしあれば…というところですね。少し贅沢かもしれないですが、脱衣所にも冷暖房を入れておけば良かったと思っています。特に冬場は、浴室から出ると寒いんですよ。浴室は浴室暖房で温まっているので、脱衣所がより寒く感じるんです。一応、住み始めてから買った暖房は使っていますが、なかなか温まりにくくて…。住んでみるともっとこうしたい、こうしとけばよかったということがたくさん見えてくるんですよね。
 

玄関の鍵の種類はさまざま
一昔前、玄関の鍵は金属キーで開閉するのが定番でしたが、近年はさまざまな種類の鍵が流通しています。かざすだけで開閉できるカードキー、玄関ドアにリモコン操作、またはタッチするだけで開けられるリモコンキー、好きな番号でロックできる暗号キー、スマートフォンで開閉できるスマートロックなど、ニーズにあった鍵が選択できます。
【キーロック】
財布などに収納できる。かざすだけで開閉できる
【リモコンキー】
リモコンで開閉できる。手をかざすだけで開けられるものも
【スマートロック】
アプリで開閉できる。近づくだけで開けられるものも
【暗号ロック】
紛失、鍵忘れがない好きな番号を登録して開閉できる

 
次回「【シリーズ特集】編集部N、家を買う!⑧(3年後編)

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