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屋根の人気色 、色彩相談室!

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屋根の色にも流行がある?

うららかで過ごしやすくなりました。梅雨に向かう前の春は四季の中でも屋根の塗替えに適した季節です。これから街中の緑も生い茂ってきますから、周辺環境と合わせて家のカラーリングを考えるのもいいかもしれませんね。
そこで、今回は最近の屋根の人気色やわが家の屋根の色選びのポイントについてお伝えします。
新築や屋根の塗替えなどで、実際に屋根の色を選ぶには何を基準に決めればよいのでしょう?
最近はどんな色が人気なのかも気になるところですね。実は、建物の外観のデザインや色彩にもファッションと同じように流行があり、住宅のスタイルは数年ごとに人気のデザイン傾向が変わります。
ここ数年、住宅のデザインで人気なのが、ソリッドでシンプルなコンテンポラリーや和モダン、ナチュラルモダンと呼ばれるスタイル。いずれも、共通して落ち着いた雰囲気のものです。これに合わせて、屋根には、いぶし銀や黒等の無彩色やダークブラウンなど、深みのある色合いが好まれています。

色選びのポイントとは

屋根の色を選ぶにあたっては、こうした近年のトレンドに加え、他にも参考にしたいこんなポイントがあります。

・建物のスタイル:洋風と和風、モダンまたはナチュラルなのかといった違いによって、合う色や色の濃さが異なります。
・外壁との調和、バランス:外壁との色合いはもちろん、同じ配色でも屋根と外壁の面積のバランスによって印象が大きく変わることも。
・周囲との調和:建て込んだ都心なのか、緑の多い環境なのかなど、家のある周辺環境によっても色彩イメージが異なります。一般的には、都会的ならクールな色彩、ナチュラルなスタイルなら暖かく淡い色彩イメージです。

これらのポイントを元に屋根の色を決めることになります。ここで、お気づきかもしれませんが、まずは、どのような家にしたいのかイメージを具体的にすることが大切です。例えば、洋風でナチュラルなスタイルにしたいなど、また、周囲の環境とマッチさせたいのか、それとも際立たせたいのか考えましょう。

失敗しない色選びのために

いったん決めた色が気に入らないからといっても、屋根はそうそう塗り直すことはできません。屋根ができてから、「イメージしていたのと違う」「こんなはずじゃなかった」といったことにならないよう注意したいことがあります。それは、色は光と面積で印象が変わるということ。
屋根の色は屋根材のサンプルを見て決めますが、室内だけで見て決めるのはNGです。必ず、朝昼夕の自然光の中で見比べて決めましょう。
また、同じ配色でも面積の比率によって印象が変わるので、外壁との面積比にも注意が必要です。可能であれば、業者にCGでカラーシミュレーションを依頼しましょう。外壁とのバランスだけなく全体の配色や周囲との調和も、いくつか配色パターンを見て確認できます。
とはいえ、色数は屋根材によって違います。たくさんの色を見て決めたいなら、カラーバリエーションが豊富な金属素材はいかがでしょう。きっと気に入る色が見つかると思いますよ。
一般的な屋根の最初の塗替えの目安は、施工後10年程度。長く付き合うものですから、後悔しない色選びをしてくださいね。

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