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屋根と暮らしのスタイルマガジンRoofstyle

驚きの「屋根」活用術

屋根

屋根を有効スペースとして考える

ぽかぽかと暖かい陽気の日が増えました。気候の良い日には、アウトドアライフを楽しみたいですね。出かけることなく、自宅の庭で子供たちを思い切り遊ばせたり、ガーデニングやバーベキューなどができれば最高ですが、日本の住宅事情ではむずかしそう…。そんなことに活用できるスペースがほとんどないというお宅も多いでしょう。
そこで、目を向けたいのが「屋根」です。屋根の活用法といえば、太陽光発電くらいのものと思われがちでしたが、最近は建築技術の進歩や建材の性能向上により活用の幅が広がっています。専有面積が限られることが多い日本の住宅で利用できる面積が増えれば、生活にゆとりができますね。特に、都心などの狭小エリアでは、屋根は貴重な有効スペースになるかもしれません。
そこで、今回は施主のライフスタイルに合わせた屋根の有効活用の例をご紹介します。

ライフスタイルに合わせて「屋根」を楽しむ

<例1:屋根に芝生を植えて都市緑化>
都市緑化といえば、ビルの屋上庭園などがありますが、住宅の屋根にも芝生などの植物を植えて緑化することができます。親子で芝生の屋根に寝転んで日光浴なんて、想像するだけでも気持ち良さそう。家にいながら自然が楽しめます。
屋根を緑化することはヒートアイランド現象の緩和につながり、家の断熱性も向上し冷暖房費を節約できます。また、植物には二酸化炭素を吸収し空気を浄化する働きもあります。地球にやさしいエコハウスです。

<例2:屋根の上の開放感に満ちたプライベート空間>
近年、木造の戸建住宅にも屋上を設けることが可能になっています。屋上なら、地上の庭とは違い360度の眺望が望め、人目も気にしなくていいので、日当たりの良い開放感あるプライベート空間が手に入ります。
ウッドデッキやタイルをしき、ソファを置いてくつろぎのスペースにしたり、一部を家庭菜園にして採れたての野菜でホームパーティなんてできればステキですね。アイデア次第で、わが家の屋上をライフスタイルに合わせて「楽しむ場所」にできます。

既存の住宅でもできる屋根の有効活用

住む人のアイデアを活かし屋根を活用することで、これまでの家のイメージを飛び越えてライフスタイルに新しい楽しみ方をプラスできます。「でも、こんな特別な屋根は新築でしかできないのでは?」と思われるかもしれません。それが、そうとは限らないのです。緑化屋根や屋上は既存の木造住宅に後付けすることも可能です。
ただし、その場合は特殊な防水工事が必要になり、建物の強度や構造などの条件もあります。上記のような屋根の活用を考えるなら、必ず設計士と相談しましょう。
また、ここまで大がかりなものでなくても、既存の金属屋根の上にウッドデッキを後付けすることもできます。軽量で屋根勾配がゆるくても済む金属屋根なら施工しやすいのです。
屋根のリフォームや葺き替えを考えているなら、金属屋根への葺き替えに加えて家族で楽しめるスペース作りも検討されてはいかがでしょう。その際は、専門業者とよく相談してくださいね。
屋根を活用できれば、よりいっそうライフスタイルを楽しめます。わが家らしい屋根の活用法を考えてみませんか?

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