見せる収納と隠す収納で個性的な戸建住宅を
収納で個性的な住まいを演出?
家具や持ち物にはライフスタイルと個性が反映されるもの。見せる収納で個性的な住空間を演出してはいかがでしょう?
見せる収納は隠す収納とセットで
例えば、サーフィンやスノーボードなどのスポーツを楽しむ家族であれば、こうしたボード類は優れたデザインのものが多いので、見せて収納したいですね。その場合、玄関土間を広く取り、シューズインクロゼットをつくると便利です。特にお気に入りのデザインのボードを2?3枚選び、玄関の壁ぎわのスタンドや壁ラックに飾り、他のボードはクローゼットにしまいます。
玄関は何かと散らかりやすい場所なので、シューズインクロゼットがあれば、とりあえず見せたくないものを放り込んでおけるので重宝します。また、地震があったときに倒れてこないよう、見せる収納のスタンドやラックはしっかりと床や壁に固定しておきましょう。
小さなものの見せる収納にニッチ棚を
棚板を取り付けて雑貨などを並べてもいいですし、照明を埋め込んで、こだわりのコレクションにスポットライトを当てるなど、おしゃれな演出も可能です。
ニッチづくりは、新築時はもちろん、内装壁のリフォームの時などに併わせて行うと良いでしょう。
また、リビングや居室以外にも、廊下や階段の踊り場など殺風景になりがちな場所にニッチをつくれば、おしゃれなアクセントになります。
見せる収納づくりは、ここに注意
また、見せる収納で気になるのが、ホコリと地震対策です。この両方を考えると、飾り棚を作るのであれば、やはり扉をつけた方が便利で安心です。扉はガラス製でなくプラスチック製にすれば、割れる心配がありませんし、引き違い戸にしておけば、地震で揺れても中に飾ったものが飛び出すことはありません。扉をつけられない場合は、手前側がほんの少しだけ高くなるように棚板を取り付けるようにすれば、棚に並べたものが落下しにくくなります。
戸建住宅の場合、間取りや棚の造作などをフレキシブルにできます。わが家ならではの見せる収納と隠す収納で、個性的な家づくりをしてくださいね。
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