快適な寝室にしよう! 寝室リフォームを行うときのポイント
睡眠は1日の中でも多くの時間を占めるため、とても重要な時間です。日々を快適に過ごすためにも良質な睡眠をとることが重要で、そのためには快適な睡眠環境が必要でしょう。そこで、おすすめなのが寝室のリフォームです。ここでは寝室リフォームを検討するタイミングや失敗例、注意点などについてご紹介します。
寝室リフォームを検討すべき良いタイミング
ではどのようなケースで、寝室のリフォームを検討すべきなのでしょうか。様々なケースが挙げられますが、以下に代表的なケースをピックアップしてみました。
・ライフスタイルが変わった
ライフスタイルに変化があったときには、寝室のリフォームを検討したほうが良いかもしれません。働く環境が変わり眠りにつく時間が変わるなど、さまざまなライフスタイルの変化が考えられますが、このような場合はリフォームを検討するタイミングと言えるでしょう。
・家族が増えた
結婚して家族が増えた、子供ができたといったケースでも寝室のリフォームを考えるタイミングです。例えば、将来的に部屋を仕切れるように取り外しやすい壁にするといったリフォームのケースも考えられます。
・熟睡できない、睡眠の質が悪い
ライフスタイルや家族構成が変わらなくても、睡眠に関して満足感が得られない場合であればリフォームを検討してみるのも良いかもしれません。
寝室リフォームの失敗例
いざ、リフォームを検討するとなると気になるのが、リフォームの失敗例だと思います。失敗例のひとつに窓の方角があります。暑がりの人にも関わらず寝室の窓を西側に設置してしまうと、西日が差し込んでしまうため室温が上昇しやすいというデメリットがあります。
他には防音が十分でなかったケースもあるでしょう。防音性の低い寝室になってしまうことで、電化製品の音が気になり睡眠を妨げられるようになったという失敗例もあります。
寝室リフォームをするときに注意しておきたいポイント
ここでは覚えておくべき注意ポイントを、いくつかご紹介していきます。
・寝室の壁や床は落ち着いた色に統一する
寝室のリフォームをするときには壁や天井、床などの色に気を配りましょう。寝室であれば、派手な原色やコントラストの強い配色を組み合わせるよりもダークブラウンやベージュなど落ち着いた色合いを求めたほうが無難でしょう。壁と天井のクロスはもちろん、フローリングやマットなども色合いを統一することで視覚的にも休まる落ち着いた空間を手に入れることができます。
・音や光が差し込まないように工夫する
ぐっすりと眠るためには刺激のない静かな環境が必要です。寝室リフォームをするときには防音性を高める工夫をしてみましょう。また、窓を設置する場所によっては陽ざしが入りやすくなりますので注意が必要です。もし、陽ざしが気になる場合は遮光カーテンや防音カーテンなどを取り入れることで手軽に対策できるでしょう。
・明るさを抑えた照明を設置する
寝室の照明はなるべくまぶしすぎないものを設置することをおすすめします。リビングや居室は明るいタイプの照明でも問題ありませんが、寝室の場合は明るさを抑えたものを選ぶと良いでしょう。また、寝室の照明は色温度の高いものを選択することでリラックスした雰囲気を作ることができます。
・調湿タイルや調湿クロスで湿度を調整する
湿度も快適な睡眠環境にとって重要です。低すぎず、高すぎず60%くらいの湿度を保つのが良いでしょう。現在では室内の湿度を調整してくれる調湿タイルやクロスなどもありますので、こうした建材を積極的に採用することをおすすめいたします。
・インテリアもトータルで考える
眠りにつく場所であれば雰囲気も大切です。せっかくなら、インテリアも含めたトータルリフォームを行いましょう。部屋のリフォームだけでなく、カーペットや家具などトータルで寝室を作ることで、統一感がありより落ち着いた快適な空間となることでしょう。
・ベッドの配置に気をつける
寝室の出入り口付近にベッドを配置するのは、避けたほうが良いでしょう。出入り口付近はホコリが立ちやすいため、あまり快適な睡眠環境とは言えません。
家族と同居している場合は、寝室の前を行き来する音や気配が気になるかもしれません。
いかがでしたでしょうか。睡眠の質が高まれば日々をもっと豊かに暮らすことが可能でしょう。照明や間取り、インテリアに至るまで寝室の環境を決める要素はたくさんあります。寝室のリフォームを検討する人は、ご紹介した内容を参考にしながら、ぜひ納得できるご自分の寝室を作り上げてみてください。
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